事業用資産

不動産の譲渡によって譲渡損失が発生しました。この場合の譲渡所得はどのようになるのでしょうか。

個人が、建物や土地を譲渡して長期・短期譲渡所得の額数の計算上、譲渡損失の額数が発生した場合、その損金を他の建物や土地の譲渡所得の額数から控除することは可能ですが、その控除をしてもしきれない損金は、給与所得や事業所得などの他の所得と損益通算をすることができません。
また、長期譲渡所得に当てはまる場合で、居住用の財産の譲渡をした際に発生した譲渡損金に関しては、一定の要件を満足させる場合に限って、譲渡した年に給与所得や事業所得等の他の所得と損益通算をすることが可能で、このような通算を行ってもまた控除しきれない損金に対しては、その譲渡年の次の年以降3年間に渡って繰越控除を行うことが可能です。
*長期譲渡所得:譲渡が行われた年の1月1日の時点で所有期間が5年以上である建物・土地の譲渡で得られる所得
*短期譲渡所得:譲渡が行われた年の1月1日の時点で所有期間が5年を超えない建物・土地の譲渡で得られる所得

関連記事

  1. 事業用財産に含まれる資産について教えてください。
  2. 親戚の事業用として使用している資産を買い換えることになりました。…
  3. 既成市街地など内にある土地を郊外の土地へと買い換えようとしていま…
  4. 譲渡を行った年に買い換えられなくなりました。この場合の特例の適用…
  5. 売却した金額より少額で事業用資産を買い換えることができました。こ…
  6. 事業用の資産を買い換えようとしていましたが、特例が受けられる期間…
  7. 既成市街地などの範囲について教えてください。
  8. 事業用として使用していた資産を買い換えました。この場合受けられる…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

おすすめ記事

  1. 既成市街地など内にある土地を郊外の土地へと買い換えようとしています。この場合の譲渡所得に関する特例には何があるのでしょうか。
  2. 事業用財産に含まれる資産について教えてください。
  3. 不動産の譲渡によって譲渡損失が発生しました。この場合の譲渡所得はどのようになるのでしょうか。
  4. 事業用の資産を買い換えようとしていましたが、特例が受けられる期間まで買い換えを完了することができなかったのです。どうしたらいいのでしょうか。
  5. 親戚の事業用として使用している資産を買い換えることになりました。この場合の買換えの特例はどのように適用されるのでしょうか。
PAGE TOP